福岡のWPW症候群 カテーテルアブレーション 手術編

豚骨あんどう

2013年04月17日 13:38


福岡 WPW症候群 カテーテルアブレーション 手術編です。
前回までの記事はこちらを!!

これは、今回は手術体験を書いてみます。

興味があれば続きをどうぞ
けっこう長文になってしまいました・・・・・


手術の準備ができた とのことでオペ室に連れて行かれました。

【オペ室に入る・手術の準備】
ドアを開けるとテレビでみるような空間が広がっていました(笑)。
こちらの画像がまさにオペ室!
手術台を囲むような大きな機械にモニターがたくさん!!
フル防備の治療チームが中で待ち構えています

手術台に座って、胸の前と後ろにプレートを装着。
(ヒヤっとする冷たいものでした。)
安全のために足を固定、酸素マスクをつけさせられました。


そして 先生が登場!!




【手術開始】
左に顔をむけられ、布で顔全体を終われる。

首から1本管を入れる・・・とのことですがこのときブスって刺されて入れられたようです。

これは、痛みを感じませんでした

麻酔などを入れる管だったようで、そんなに太いものじゃなかったのかな?

すぐに顔にかかっていた布は外されてた、よかったです♪




【管を入れられる】
その後、股間の両サイド(足の付け根)の血管を切開して、太め管(おそらく)を入れられました。

押し込まれるような痛み・・・うぅ・・・たまらん

(管を入れてる)足の付け根を思いっきり押されて痛い痛い

管を綺麗にまっすぐ入れるためでしょうか??


太い管が設置されたようで、管の中へカテーテルを挿入!!

入れ込んでいる感じがなんとなく伝わります。



【発作を誘発】
これから心臓の中を焼いていくわけですが

薬と胸の前後に張られたプレートを使って

心臓の発作を誘発!!心臓がドクドクドク!!動き出します。

これによって不整脈の位置などを調べているようで!!


補佐役の方が「発作を起こしてますから大丈夫ですよ~。」
とサポート。

手術中はこういう声ですごく安心できます。

このとき先生以外に3人周りについてました。

外側には

麻酔担当の方、アブレーションの制御をしてる方、総合的な支持を出してる女先生。

声を聞いて周りの状況を把握するしかない状況でしたが、チームとして抜かりなし!!

そんな感じの印象です



【焼灼開始】
焼くためのカテーテルが挿入されて焼かれてきました。

温度や焼く時間などアナウンスがあり、焼灼!!

当てられている部分が熱くなり、圧迫されているような痛みが・・・うぅ・・・

あぁ~1回目が終った・・・と思ったら次・・・


【予想より痛くつらい焼灼】
大体1回の焼灼は1分くらいでしたが、先生が2分って言う場合もあり

それがどんどん回数を増していきます。

1回の痛みなら耐えられますがそれが複数回

しかも合間に発作も起こされてドクドクドク苦しい苦しい・・・

焼灼の回数も10回以上になり、先生たちも試行錯誤されているのを感じ。

ちゃちゃっと焼いて終わりと思ってましたが予想以上に焼灼が多く

「もしかしたらうまくいってないのかな・・・」と内心思いが・・・・・・


「・焼灼できない部分に不整脈があれば、治療ができないことがある。」
「・心臓は人それぞれなので、カテーテルを入れてみないとわからない。」

そういうことは前もって聞かれてましたので


【手術終盤・・・耐えるのも限界に】
焼灼が10回を超え、痛みに耐えるのもそろそろ限界に。

手術が終って聞きましたが手術時間は2時間を超えていたそうです。

1時間近く痛みに耐えてたら辛くなりますよね。

あぁ~苦しい  手術されて死ぬときはこんな気分なのか~

なんて死ぬはずはないのですが(笑)そんなこともちょっと思ってました(笑)。

「あ~もうむり、 先生 ギブギブ!!」  と言いたくなったところで

片付けが始まりました。 あれ?終ったの?? 失敗??

【手術成功】
酸素マスクも外され 淡々とみなさん片付け(笑)

先生が顔の近くまできて「はい、治療完了しました。しっかり焼けましたよ!!」
成功です(笑)


動画などの見すぎだったのかな?

焼灼して「はい、不整脈が消えた!!安藤さん治りましたよ!! 」なんて展開を想像してましたが

そういう言葉がなかったので不安になってました(笑)。

しっかり焼いてもらったみたいです。

テレビと現実は違うんですね(笑)


【術後の処置・・・気持ちぃぃ】
手術が終えたものの1時間近く痛みに耐えたのつらかった・・・

そして疲れた~。

まだ足の付け根の管など刺さったままだったのですが

「今から麻酔をいれます、吸って目を閉じてください。」

するとふわ~  気持ちぃぃ(笑) 

補佐の方が「僕も経験あるんですけど、気持ちいいですよね(笑)」

なんて言われながら知らぬ間に管も外されました。


【手術完了 部屋に戻る】
手術台からタンカーに布を使って移される。

そのまま10階に移動!!

どうにか手術完了です。



実はつらいのはここからでした・・・(笑)

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